砲撃亀はかく戦えり

カメックスと共に

【SVシングルS1】地面一貫ドオジオゴー受けループ【最終1076位(レート後日記載)】

 

 初めまして、お久しぶりです。ふゆいと申します。

 今回はポケモンSVのランクマッチシーズン1にて上記の成績を残したので、備忘録もかねて構築記事を書かせていただきました。最終三桁まで後一勝という滅茶苦茶悔しい結果ですが、どうぞ楽しんでいただけると幸いです。 

 

コンセプト

・相手の行動に対して後出しから安定行動で詰めていく。

・毒やステルスロックなどの定数ダメージで削っていく。

・相手視点から見えないテラスタルで受けを成立させる。

・ドオーと戦い抜く。

 

構築経緯

 情報も何もない無から始まるシーズン1において、使い慣れた構築を使うのが一番安定すると思い純正受けループを使うことにした。

 まずは今作一目惚れした相棒枠のドオーを採用。特性「天然」により多くの特殊ポケモンを受けることができ、ステルスロックや毒々による削り性能も持ち合わせている。また、受けループが苦手なラウドボーンやサーフゴー、ウルガモスに強い点を評価して一匹目に決めた。

 次に、タイプを自在に変化させるテラスタル環境では耐性受けではなく数値受けによる受け性能が必要だと考え、物理特殊それぞれのエキスパートとしてクレベースハピナスを採用。弱点を補完するテラスタルを使用することで広い範囲のポケモンを受け切ることができる。

 上記の三体を固定して色々構築を回してみたが、慣れないテラスタルによる崩しと龍勢、サーフゴー、コノヨザルなどに勝てないことで五桁の海に放り出されてしまった。完全に手詰まりで諦めかけていた時、普段から受けループを使っているフォロワーの「はなぞのさん」が受けで三桁に到達しているツイートを目撃。藁をも掴む思いでDMを送り、構築を貸していただくことができた。

 そこで採用されていたコノヨザル対策としてサーフゴー、汎用クッションのドヒドイデの使用感が非常に良く、軸の三体が苦手とするポケモンを対策できる枠であったのでそのまま使い続けた。

 残り一匹はドドゲザン、ヘイラッシャ、キョジオーンや物理龍勢を受けるためにアーマーガアを採用していたが、七色のテラスタルやアマガ本体の数値の低さにより役割遂行ができず、完全に置物と化していた。そんな時にたまたま知人の配信に出てきた受けループ(これまた知人の使用していた構築)に入っていたキョジオーンを見たことでそのぶっ飛んだ性能の高さを思い出し、フェアリーテラスにすることで汎用性の高い受け枠として急遽採用。最後に入ってきた枠だが、構築内で一番活躍するほどに最強のポケモンだった。

 以上の経緯で構築の六体が決まった。

 

個別解説

ドオー@天然(悪テラス)

236(252)-95(0)-81(4)-65(0)-167(252)-22(0)

地震/毒々/ステルスロック/自己再生

HD:特殊受けの為ぶっぱ

B:余り

S:ミラーで下から再生するために最遅

役割対象:ラウドボーン。弱点を突かれないその他特殊アタッカー。

 

 今作の相棒枠。その愛くるしい見た目からは考えられないくらい硬い。体感だと原種であるヌオーの三倍くらい硬い気がする。

 高すぎる特殊耐久に特性「天然」が合わさったことで環境の眼鏡持ち以外の特殊ポケモンを軒並み受け切ることができる。浮遊や飛行テラスで透かされることも多かったが、持ち前の耐久で睨み合いTODを成立させてきた。

 技構成はメインウェポンの「地震」。処理速度を速める「毒々」にサイクル下にて相手に圧力をかけるための「ステルスロック」。回復ソースの「自己再生」。

 「毒々」は浮いている相手への打点になる「毒突き」やサイクルを咎める「毒菱」にしている時期もあったが、汎用性の高さから「毒々」を使い続けた。結果として裏から出てくる物理組への圧にはなっていたので良かったのかもしれない。

 テラスタルサイコショックを無効にしつつバトン構築にも強くなる「悪テラス」を採用した。特性によりクエスパトラやエーフィの瞑想を無効化し封殺できる。最終日は意気揚々と出てくるグレンアルマ(サイコショック持ち)を返り討ちにしていた。

 持ち物はアシッドボムやシャドーボールのD下降を無視するためにクリアチャーム。本当は隠密マントがいいのだがサーフゴーが持っていったため妥協策。後から考えればドオーにキョジオーン見させればいいだけだったので普通に謎采配だった。ちなみにめちゃくちゃ発動した。

 ラウドボーンを受けるために天然にしているが、ロトム全般やイルカマンに強くなれる「貯水」も強かったため、環境によって変えていくべきだと思った。

 もしできるならパルデアではドオーと最後まで一緒に戦い抜いていきたい。

 

キョジオーン@清めの塩(妖テラス)

207(252)-120(0)-200(252)-58(0)-111(4)-55(0)

塩漬け/テラバースト/守る/自己再生

HB:物理受けの為ぶっぱ

D:余り

役割対象:すべてのドラパルト、カイリュー(アンコール含む)、物理全般。

 

 特性と専用技、数値のすべてがイカれている最強の岩タイプ。ゲーフリは岩タイプならどれだけ強くしても許されると思っているらしい。

 シーズン終盤に入ってきたピンチヒッター。状態異常無効&霊打点半減とかいう何故許されているのか誰にも分からないチート特性ですべてのドラパルトを亡き者にした。こいつを採用するまでマジで無限にドラパルトに負けていたので、何食わぬ顔で受け切る塩を見る度に早く採用すればよかったと死ぬほど後悔した。珠特殊まで受かるのは普通にまぁまぁやってる。

 技構成は最強の「塩漬け」に残飯と相性が良く流行りのアンコールカイリューに抗うための「守る」。回復用の「自己再生」に龍への打点になる「テラバースト」。

 元々HD炎キョジオーンを使っていた際にテラバーストの使用感が良く、こんな技入れているキョジオーンは存在しないため結構通った。返り討ちにされた数多くのサザンドラに黙祷。身代わりドラパへの安定技にもなり、塩漬けワンウェポン読みで身代わり置いたりアレコレしてきたりする行動に対して不意を打てるのがなかなか良かった。身代わりでもいいかな~とは思ったがテラバで拾った試合が多すぎたのでこちらで最後まで使った。

 テラスタイプはドラパルトを受けるために「妖テラス」。これと特性によりあらゆるドラパルトを受け切ることができる。あと何故かコノヨザルの技範囲を両半減できる初の存在になった。清めの塩が強すぎる。

 持ち物は守ると相性のいい食べ残し。回復技持ちのくせに残飯以外だと性能がやや落ちる我儘っぷりが可愛い。

 この子もドオーと同じくらいお気に入りのポケモンなので、今シーズンだけでなくこれからも一緒に戦っていきたい。

 

 

サーフゴー@隠密マント(飛テラス)

194(252)-58(0)-161(252)-153(0)-111(0)-105(4)

ゴールドラッシュ/シャドーボール/悪巧み/自己再生

HB:コノヨザルを受けるためにぶっぱ

S:雀の涙だが抜ける範囲増やすためあまり

役割対象:コノヨザル、メンヘラミミッキュ、キョジオーン、オーロンゲ、キノガッサ

 

 変化技に苦しむ初心者へゲーフリが提示したぶっ壊れアンサー。対策を「全部カット」で終わらせるのは彼らの悪い癖なので本当にやめていただきたい。

 とはいえ変化技がきついのは受け側も同じなため、毒を食らわばなんとやらということで採用した。なぜか弱点をついてくるコノヨザルが役割対象。威力50の憤怒の拳はほとんど入らないのでビルド積まれる前に巧みガン積みして処理していた。相手視点相当危険な行動に見えてそうで毎回笑う。

 技構成はこれまた壊れ技の「ゴールドラッシュ」に霊打点の「シャドーボール」。処理速度を速める「悪巧み」に回復用の「自己再生」。

 ゴールドラッシュは最大打点で使用感も悪くなかったが、後出しされるサザンやドドゲザンを考えると気合玉でもよかったのかなと思った。等倍範囲も広くなるし。

 持ち物はキョジオーン対策の隠密マント。壊れポケモンを出す代わりに専用対策アイテムを出すくらいの良心はあったらしい。実際に塩を起点にして全抜きしたりしたので悪くはなかったのかもしれない。元々持っていた残飯をキョジオーンに持っていかれた結果、コノヨザルが少し安定しなくなったのだけが課題点。

 敵に回すとめちゃくちゃ鬱陶しいのに味方にいると心強いのなんかムカつく。

 

 

ドヒドイデ@再生力(妖テラス)

157(252)-83(0)-224(252)-73(0)-163(4)-49(0)

毒突き/毒菱/黒い霧/自己再生

HB:鉢巻アタッカー意識のぶっぱ

D:余り

役割対象:ソウブレイズ、マリルリカイリュー、イルカマン他

 

 帰ってきた受けループのエース。何故か代償に熱湯を没収された悲しきヒトデちゃん。コイツが何をしたっていうんだ(数々のTOD事件)。

 熱湯を失い再生もナーフされたことで最初は戦力外通告を受けていたが、持ち前の数値と優秀なタイプ、特性からクッションマスターとして戦線復帰した。ほぼすべての攻撃を受け切る彼を見たのは実に一年半ぶりとなる。相変わらず硬い。

 技構成は最大打点かつ毒を狙える「毒突き」。サイクル下での圧力になり受けるだけで相手を削れる「毒菱」に積みへの対策になる「黒い霧」、そんでもって「自己再生」。この中でも毒菱は今の環境でドヒドイデを使うなら必須技だと思う。鋼に何もできない代わりに、この技があることで接地しているポケモンやテラスを切った元・浮いている組を毒状態にできるのが本当に強かった。再生技のPPが減ってしまった今作での優先度はかなり高い。

 持ち物は接触技を咎めTODへの補助となるゴツゴツメット。鉢巻カイリューの逆鱗に繰り出すことでわずかな削りを入れ、その後TODしていく流れを何度もやった。メンタルハーブを持たせてアンコカイリューを見れることをシーズン終わりに知ってちょっと後悔している。

 テラスタイプは龍勢へ仕事をするために「妖テラス」を選択。これにより鉢巻逆鱗や鉢巻ドラゴンアローに繰り出し→テラスを切って毒菱を撒く、の動きができるようになり器用に立ち回れた。

 受けループのエースはなんだかんだ未だに健在。

 

 

ハピナス@自然回復(悪テラス)

331(4)-27(0)-68(252)-95(0)-187(252)-75(0)

投げつける/火炎放射/瞑想/卵産み

H:余り

B:サイコショック意識かつカバルドン対面行動するためにぶっぱ

D:特殊を最大限受けるためにぶっぱ

役割対象:特殊全般

 

 すべての特殊ポケモンを受け切るママ。実は輝石ラッキーの方が硬いがトリック対策を考えるとハピナスに軍配が上がった。今作でもその耐久は健在で、巧みサーフゴーやサザンドラを後出しから流していく姿は歴戦の勇者みを感じさせる。

 技構成はトリック対策兼毒状態を発生させるための「投げつける」。サーフゴーを初めとした鋼への打点となる「火炎放射」。積み特殊対策の「瞑想」に「卵産み」で完成されていると思う。本当は投げつけるを抜いてマジカルシャインあたりを入れたいのだが、トリック受けに別枠固定になるのが個人的に嫌すぎたので渋々使い続けた。

 テラスタイプはアシストパワーやサイコショック対策の「悪テラス」。途中まで地面や鋼を使っていたが最終日に悪に戻した。結果としてグレンアルマに爆勝ちできたので正解だったと思う。あと挑発サザンのPP枯らしにも貢献した。

 持ち物は投げつけるとのシナジーと毒での削りが可能な「毒針」を採用。これによりハピサザン対面挑発から入られたところにアドが取れたり、裏から出てくる物理アタッカーに毒を入れこむことができた。元は電気玉を持っていたが、麻痺するより毒になった方がメリットが大きいと考え毒針で使い続けた。

 性能が唯一無二すぎるのでこれからも頑張ってほしい。

 

クレベース@頑丈(水テラス)

202(252)-138(4)-259(252)-57(0)-66(0)-48(0)

氷柱落とし/ボディプレス/鉄壁/自己再生

HB:ぶっぱ

A:龍勢への処理速度を考え余り

役割対象:物理全般

 

 死にタイプでもバカ硬かったニトリの机がテラスタルにより最強の硬度を手に入れて帰ってきた。硬すぎて言葉を失うレベル。

 その硬さは鉢巻地面テラス意地ガブリアス地震を超低乱数二発にまで抑え込めるほど。こいつがいなければ受けループは成り立たない程の活躍を見せてくれた。

 技構成は唯一の非接触氷技であり龍勢への打点となる「氷柱落とし」に最強技の「ボディプレス」。すべての物理を受け切るための「鉄壁」に「自己再生」。元々はアイススピナーや雪雪崩を採用していたが、昆布ガブに触るのが本当に嫌すぎたので氷柱落としに変更した。たまに外して発狂していたが頑丈を維持したまま突破できることが増えたのでこれで良かったのだと思う。

 テラスタイプは耐性と弱点補完を考え「水テラス」。これにより意気揚々と鋼や炎テラスを切ってくる龍組を起点にすることができた、ただ、ドドゲザンがややキツかったので格闘テラスも選択肢に入ると思う。たぶんそっちの方が強い。それでも水の耐性により受け切れたことも多かったので一長一短だとは思う。

 持ち物はステルスロックを撒かれてもサイクルが可能になる「厚底ブーツ」。正直今の環境だとこれがないと普通にキツイ。

 何気に好きなポケモンなのでまた一緒に戦えて嬉しかった。

 

 

苦手なポケモン・並び

・ドドゲザン

 剣舞悪テラスドゲザンの火力がイカれている。

・ステロ+サーフゴー

 全対面釣ってくるのでステロがめちゃくちゃ刺さる。相手のプレイングから性格を判断して突っ張ったりしていた。

・ステロドラゴンテールガブリアス

 マジできつい。マキビシまで撒かれるとハピナスが削られてそのまま負ける。初手にクレベースを合わせて迅速に処理していた。

・アンコールカイリュー

 なんでこの子にアンコール渡したのか本当に分からない。

・イルカマン+蜻蛉ウルガモス

 ひとつ間違えるとクイタン蜻蛉打たれているだけで負ける。

 

選出

 サーフゴーがいたらハピナス。ジバコと一緒にいたりラウドボーンと共存している場合はドオーを選出していた。可能であればハピドオーの二枚選出を行いたいがそうもいかないので気合を入れる。

 ドドゲザンに勝てるのがテラスを切ったクレベースだけなので確定選出。

 あとは役割対象に合わせたポケモンを選出。

 

おわりに

 

 完全にゼロから始まるシーズン1で自分なりに頑張って結果を出せたと思います。後一回勝てば最終三桁に乗れたのがマジで悔しい。ポケモンホームの連携がまだのためレートが見えないものの、インフレシーズンなのでなんとか2000超えてほしいです。

 原案があったとはいえ自分で考えた構築で勝ち抜けたのは自信にも繋がりました。これから色々な構築記事で勉強し、受けループ上達に励みたいです。

 

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スペシャルサンクス 

・ライバルとして切磋琢磨し、最終日も通話で応援してくれた「AIM-HIGH」のみんな

・受けループ、受けサイクルの先輩、同志の方々

・いつも一緒に対戦考察してくれている「ポケモンシングル意見交換鯖」の仲間たち

・構築原案を快く貸してくれ、その後も構築のブラッシュアップを一緒に行ってくださったはなぞのさん

・僕が発狂する度に「ランクマッチ向いてないんじゃない?」と言いながらも応援してくれた妻

 

 これからもテラスタル環境で結果を求めて頑張っていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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